プロフィール


苑田純子と申します。2012年から敏感すぎる人(HSP)の研究をしています。

 

元々私は20年以上予備校講師でした。その間、学生やスタッフから受験や仕事、体の悩みや恋愛相談など、様々な相談事を受けてきました。深刻な相談も増えてきて、自分の限界に気づきました。

 

そこで、仕事の合間にエニアグラムやNLPなど、心理の勉強を始めました。意外なことに、自分の気質や、人生の問題点、人間関係の癖までもが一気に見え始めたのです。人の役に立とうとする前に、まず自分が本当の意味で楽になる必要があることに気づきました。すると、自分がこれまでの人生で抑圧してきたものが一気に噴き出し始めたのか、様々な不調に見舞われ始、数年寝たきりになってしまいました。

 

仕事もやめ、人生を諦めかけていたけれど、寝たきりの自分が痛みをこらえるためにずっと見続けていた洋画に興味が湧いてきました。在宅での仕事に繋がるかもしれないという期待もあり、字幕の勉強を始めてみたのです。結局仕事にはつながりませんでしたが、その後HSPのことを調べるための英語力が、この時鍛えられていました(HSPの資料はほぼ英語)。寄り道にも無駄はないのだと、後からつくづく思いました。

 

そんなある時、すでに何年も不調に翻弄されていた私は、決心したのです。

「もう苦しい毎日はこりごりだ。絶対に原因を突き止めて、対処法を見つけてやる!」

 

ネットや本で少しでも手掛かりを見つけると、片っ端から調べ上げていく日々が始まりました。事情があって大学を3年の秋に中退していたので、調べていく過程で大卒の資格が必要になるかもと思い、通信の大学に編入しました。そしてようやく見つけたのです。私を寝たきりにさせた原因を。

 

それは、敏感すぎる「HSP気質」だったのです。その仕組みと対処法を徹底的に調べた結果、今では人生で一番健康になれました。精神的にも今が一番楽です。今から考えると、あの寝たきりの時代に意識を大きく変え、ため込んでいた膿を出していたのかもしれません。あれもまた、必要な時間だったのだと思っています。HSPをテーマに書いた卒論が評価され、紀要論文にまとめたのですが、ご興味がある方はこのサイトの「研究内容」からごらんいただけます。

 

HSPは5人に1人。同じような人がきっとたくさんおられるに違いないと思い、本やブログを通して知り得たことをお伝えしてきました。でも、それは素人の自己流に過ぎません。いつか限界が来るだろうと思うようになりました。そこでHSP研究所を立ち上げ、もっと本格的に調べていくことにしました。HSPの研究はアメリカで1996年に開始されたばかりで、日本では研究も遅れ、認知も進んでいません。ならば、自分でもできることを探してとにかく動いてみればいい。そう思ったのです。

 

広島大学の中島健一郎准教授(広島大学大学院教育学研究科)にお力添え頂けることになり、2017年から共同研究を始めることになっています。研究資金を調達しようと、ある財団の企画にも応募しました。採用されなかった場合に備えて、このサイトでも皆様のお役に立つ情報を一部有料でお伝えさせていただき、研究費に充てさせていただきます。

 

敏感な気質で苦しんでおられる多くの人々が、その気質のギフトの部分を活かして、もっと楽にもっと自分らしく生き生きと生きていけるお手伝いができれば嬉しいです。


経歴


◯広島大学付属福山高校卒。

◯広島大学文学部を3年秋に中退。

◯塾や予備校(河合塾、秀英予備校など)で主に古文を教える。(学校に違和感を感じていた中学時代、1年間通っ

 た塾が自分の居場所に思えたため。)

◯予備校をやめてしばらくしてから、武蔵野大学通信教育部でHSPを独学、卒論と紀要論文にまとめる。

◯2015年1月、「敏感すぎて困っている自分の対処法」というHSP本を出版(きこ書房)。

◯2017年頭に、2冊目のHSP本を上梓予定で準備中。

◯2017年から広大大学院の中島健一郎准教授とHSPの共同研究を開始予定で、研究資金なども含め、準備中。